1年間毎日開催されている競艇には、通常の昼〜夕方に行われるデイレース以外にも「モーニング」「ナイター」の2種類があります。

「違うのは時間帯だけじゃないの?」
「ナイターの時だけ全然予想が当たらない…」

なかには、こんなことを考えていらっしゃる方も多いと思います。
たしかに、違うのはレースの時間だけに見えるかもしれません。

ですが、モーニングとナイターでは賭けるべきレースが異なり、予想方法も違うんです。

普段のデイレースの感覚でモーニング・ナイターの舟券を購入すると、痛い目を見ることも。
競艇で安定的に収支を得るには、時間帯に合わせたレース選定と予想がとにかく大事!

そこで今回は「モーニング」や「ナイター」のレースでも安定して勝てるようになる方法をご紹介。
レースの選定方法や特徴をしっかりと把握すれば、月に数十万円稼ぐのも夢ではないですよ!

さっそく確認していきましょう。

早めのレースが狙い目!?モーニングで勝つコツ

朝の8時台から1Rが始まるモーニング。
「鳴門」「徳山」「芦屋」「唐津」の4つの競艇場でのみ開催されています。

このモーニング、実は毎日狙うべき番組編成があるんです。

一般的に、デイレースだと10R以降の終盤戦が狙い目。
優勝戦も12Rに行われますし、有名選手が選ばれやすいので予想にメリハリが付けやすいです。

さらに投票数も多いので、配当金も高くなりやすい傾向があります。

ですが、モーニングではまったくの逆
競艇で勝ちたい方は、モーニングの1〜5Rを選びましょう

なぜ前半のレースがオススメなのか、これには競艇場の売上的な理由があるんです。

一般的に、デイレースが始まるのが早くて10時30分〜
デイレースが始まると、全国的に賭けられるレースが多くなります。

レースが増えるとその分売上が分散してしまうので、モーニングを開催する競艇場はこの10時30分までが1番の稼ぎ時なんです。
そのため、デイレースと時間帯が被らないモーニングの1R〜5Rは、比較的予想しやすい番組編成を用意して投票数を増やしています。

代表的なレースはこちら。
2019年10月15日の唐津2R(9:21〜)。

2019年10月15日の唐津2R出走表

1号艇にA2大澤選手、2号艇にA1塚本選手と有力選手が固まり、3〜6号艇はB2以下の選手たち。
大きなアクシデントが無ければ1号艇・2号艇はほぼ100%舟券に絡むでしょう。

2019年10月15日の唐津2R結果

結果は順当に1-2-3!
さらに配当金も2290円と、6番人気にしては異例の高額を叩き出しています。

競艇でお金を稼ぐにはもってこいのレース展開でしたね。
このように、展開を読みやすいシード番組がモーニングの1〜5Rには数多くあるんです。

「地元競艇場のレースは番組編成が微妙…」
「どのレースに賭けていいかわからない…」

こんな方は、ぜひモーニングの1〜5Rをチェックしてみてくださいね。
インに有力選手が固まっているレースに狙いを定めれば、高確率で的中を狙えますよ!

デイレースとは環境が全然違う!?ナイターの難しさとは?

ナイターを開催している競艇場は、「桐生」「蒲郡」「住之江」「丸亀」「下関」「若松」「大村」の7つ。
住之江競艇場を除き、すべて通年ナイターのみレースを行っています。

ナイターではデイレースと時間帯が違うだけでなく、選手の「体感」が異なって有利不利がハッキリと別れるんです!

ナイターの前半戦はデイレースの後半戦と時間も被っていますし、特別警戒する必要はありません。
しかし問題なのが、ナイターの後半戦です。

日が落ちて照明を照らしてレースを行うので、カクテルライトの反射が選手たちの視界を奪います。
さらに気温が下がるためモーターの出力が落ち、昼間とはエンジンの動きが違うんです。

なかにはナイターの前半と後半でモーターの調整を大幅に変える選手も…。
ナイターで舟券を買うときは、時間帯を考えてレースを読む必要があります。

たとえば、この2019年10月15日の若松12R

2019年10月15日の若松12R出走表

選手の実力を見ても、1号艇の谷村選手が逃げを決めそうな気配があります。
1-234-全と言った舟券を購入する方が多いかもしれません。

2019年10月15日の若松12R結果

結果は2-1-3。
配当は万舟券の13270円です。

谷村選手が有利なハズでしたが、なぜ2号艇の近江選手が勝つことが出来たのか…

この理由、実は「若さ」なんです。
たしかに、一般的に経験を積んだ30代中盤〜40代が競艇選手の黄金期と呼ばれています。

ですが、ナイターのレースは視界が悪いです。
選手にとって重要なスタート時の大時計も、デイレースと比べて見づらくなります

そのため、動体視力で優れる若手選手が有利に。
さきほどのレースも、20代は2号艇の近江選手だけでした。

2019年10月15日の若松12Rスタート

スタートも近江選手が一番早く、選手の視界の悪さや動体視力が如実に現れたレースでした。
この「ナイターの特性」を知っていれば、万舟券を高確率で取れていたんです。

ナイターの時だけ勝率が下がる…という方は、ナイター向けの予想を立てれば収支は明らかに上がります。
デイレースと比べて配当金が高いので、ぜひ試して高配当を的中させてくださいね。

「モーニング」「ナイター」はレース選定と選手の見極めが大事!本気で勝つなら競艇予想サイトを!

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
「モーニング」「ナイター」のレースで安定して勝つ方法を解説しました。

競艇でお金を稼ぐには、勝てるレースの選定は非常に大事。
ぜひ「モーニング」「ナイター」の特徴を利用して、プラス収支を実現させましょう。

ですが、毎日細かく出走表を確認したり、選手のコンディションや展示タイムをチェックするのは時間がかかりますよね。
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