競艇で当たりやすい買い方を徹底解説｜初心者でも当てられるコツと戦略

舟券を買ってもなかなか当たらない…。そんな悩みを抱えている人は少なくないだろう。

「もうちょっと当てやすい買い方はないのか？」と模索している方に向けて、本記事では初心者でも実践できる“当てることに特化した買い方”を厳選して紹介していく。

実際にプロも取り入れている手法や、勝ち癖をつけるための考え方も解説するため、今すぐ使える具体的な買い方が手に入るはずだ。

競艇当たりやすい買い方を探しているあなたへ｜まず理解すべき前提

競艇で的中率を上げるためには、買い方だけに注目するのではなく、その前提として押さえておくべき考え方がある。多くの初心者は「どの買い方が当たりやすいか」ばかりを求めがちだが、実際にはその根底にある考え方こそが、的中率に大きな差を生む要素となる。

競艇は「当てやすい＝儲かる」ではない

まず理解しておきたいのは、「当てやすい買い方」が必ずしも「稼げる買い方」ではないという事実である。

例えば、ワイドや2連複は的中率が高い反面、オッズが低いため長期的に見ればプラス収支にはなりにくい傾向がある。

このことから、初心者が「まず当てたい」という目的で当たりやすい買い方を選ぶのは正しいが、”勝ち続ける”ためにはバランスの取れた戦略が求められる。

初心者は“勝ち”より“当たり体験”を優先すべき理由

競艇初心者の多くは、連敗を重ねて自信を失ってしまう。

そこで重要なのが、「まずは当てる」という経験を積むこと。的中体験を通じて、舟券購入へのモチベーションが高まり、予想の精度も徐々に向上していく。

“負け癖”を断ち切るためには、少額でも当てる成功体験を重ねることが何より効果的だ。

買い方に正解はないが、「確率論」から見ると差はある

競艇の買い方には正解はない。

しかし、確率論的に見て当たりやすい買い方は存在する。2連複やワイドなどは、当てやすさという観点では優秀であり、初心者が競艇に慣れるための第一歩として非常に有効である。

ここからは、実際にどのような買い方が当たりやすいのかを、具体的に解説していく。

競艇で当たりやすい買い方5選【初心者でも実践しやすい】

競艇でなかなか当たらないと悩んでいるなら、まずは「買い方」を見直すべきである。

実は、舟券の買い方には“当たりやすい型”が存在しており、それを選ぶことで的中率は一気に上がる。

ここでは、初心者でも実践できて、再現性が高く、かつ当たりやすい買い方を5つ厳選して紹介する。

①2連複｜順番を問わず2艇的中でOK！

2連複は、選んだ2艇が1着と2着に入れば、順番は関係なく的中する舟券。予想の難易度が低く、競艇初心者にとって最も扱いやすい買い方のひとつといえる。

たとえば1号艇と3号艇を選んだ場合、1→3でも3→1でも当たりになる。

2連複を選択することで、人気サイドの組み合わせなら的中率はさらに上がり、連敗ストップにもつながる。

②3連複BOX｜着順フリーで中配当も狙える

3連複は、3艇が1〜3着に入れば順番を問わず当たりになる舟券。BOXで購入することで、展開に対する予想力がなくても安定した的中が期待できる。

たとえば1・3・5号艇でBOXを組んだ場合、どの順番でもこの3艇が3着以内に入れば的中。

上記のことから、3連複は展開が読みにくいレースや、実力が拮抗している番組で有効な買い方だと言える。

③2連単流し｜軸艇を信じて少点数で勝負

2連単流しは、1着を固定して、2着候補を複数流す買い方。イン逃げや強いエースモーターを持つ選手がいるときは、この買い方が最も効率的となる。

たとえば1号艇を1着に固定して、2〜4号艇へ流せば、1-2、1-3、1-4の3点で勝負できる。

よって2連単は、的中率と配当のバランスが良く、コスパに優れた戦術といえる。

④拡連複流し｜とにかく当てたい人向けの安心型

拡連複は、選んだ2艇がどちらも3着以内に入れば的中となる舟券。競艇の中で最も的中条件が緩く、「まずは当てたい」と考えている初心者に最適な買い方だ。

例として、1号艇から2〜5号艇へ拡連複で流すと、1-2、1-3、1-4、1-5の4通り。このうちどれか1組が3着以内に入れば的中となる。

オッズは低い傾向にあるが、当たることで得られる成功体験は大きく、連敗続きのメンタルを立て直すには非常に有効だ。

⑤軸1艇＋相手2艇BOX｜再現性と妙味のバランス型

1艇を軸にして、相手2艇とBOXを組む買い方は、安定した的中率と中配当の両立が狙える。展開に大きく左右されず、予想力を育てる上でも効果的な買い方だ。

たとえば1号艇を軸にして、相手に3号艇・4号艇を選んだ3連複BOXなら、1-3-4の1点買いで済む。

少点数で済むので資金効率もよく、実戦向きの買い方といえる。

なお、別の記事では競艇におけるBOXの買い方や、当てるコツなどを詳しく解説している。

「BOXの買い方がわからない」「BOXでの勝ち方を知りたい」という方は下記を参考にしてみてほしい。

＞＞ボートレースのボックス買い完全攻略｜意味・買い方・戦略を徹底解説！

各買い方の特徴を比較表でチェック

5つの買い方の「的中率」「配当傾向」「必要点数」などを比較した一覧が以下の通り。

選び方のポイントは以下の通り。

• 的中重視なら・・・2連複・ワイド
• 配当も狙いたいなら・・・3連複BOX・軸＋2艇BOX
• 少点数で効率重視なら・・・2連単流し
• 精神的に勝ち癖をつけたいなら・・・拡連複流し

「買い方」だけじゃダメ！当たりやすい“レース”の見分け方

どんなに当たりやすい買い方を選んでも、それを使うレースが間違っていれば結果にはつながらない。競艇において「どの買い方をするか」と同じくらい、「どのレースを選ぶか」は極めて重要である。

このパートでは、初心者でも実践できる“当たりやすいレース”の見極め方を解説する。

荒れるレース・固いレースの違いとは？

レースには「固い展開になりやすいもの」と「荒れやすいもの」が存在する。

固いレースは、実力通りに決まりやすく、イン逃げが成功する確率が高い。

一方、荒れるレースは番狂わせが起きやすく、実力下位や外枠艇が上位に絡む。

初心者が狙うべきは、予測がしやすい「固いレース」である。安定した結果が期待できるため、2連単や2連複などの買い方とも相性が良い。

出走表で確認すべき3つのポイント

初心者でも手軽に“固いレース”を見極めるには、出走表の中で以下の3点に注目するとよい。

①進入コース：枠なりかどうか

枠なり進入とは、1号艇から6号艇までがそのままの枠順でスタートする形。

進入が枠なりであれば、インコースが有利になりやすく、展開も読みやすい。

フライング持ちや進入で動く選手がいると、荒れやすくなるため注意が必要だ。

②級別：A級・B級の比率

選手の級別は、A1・A2・B1・B2の4段階がある。A級選手が多く、特に1号艇がA1であれば、イン逃げの可能性は格段に上がる。

逆に、B級選手が多いレースは展開が読みにくく、荒れる可能性も高くなる。

③展示タイム・直前情報

展示タイムやスタート展示の動きも大きなヒントになる。

1号艇が展示タイムで最速を記録していれば、その選手がそのまま逃げる展開は十分ありえる。

逆に、展示で出遅れている場合は、波乱要素と見て買い方を変えるべきだ。

初心者は「鉄板レース」から始めるのが正解

いきなり難しいレースを狙う必要はない。まずはイン逃げが決まりそうな鉄板レースで、拡連複や2連複を使って“当てる成功体験”を積むことが重要だ。

以下のような条件が揃っていれば、初心者にも予想しやすく、的中率の高い勝負ができる。

• 進入が枠なりである(ピット離れ・前付けがない)
• 1号艇がA1 or A2選手
• 展示タイムで1号艇が最速
• 晴天・風速2m以下などの穏やかな水面状況
• モーター2連対率が高い艇が内枠に集中している

このような条件を事前にチェックすることで、買い方の精度は大きく上がる。

当たりやすい買い方を選んだうえで、さらに“当たりやすいレース”を選ぶ。この2つの掛け算こそが、初心者が競艇で勝ち癖をつける近道になる。

当たりやすい買い方がハマる条件・狙いたい展開

当たりやすい買い方は、それぞれに“得意な展開”や“ハマりやすいレース条件”がある。

このパートでは、5つの買い方がどのような展開・レースに適しているのかを整理していく。予想がしやすくなり、的中率もさらに高くなるはずだ。

イン逃げ濃厚なとき：2連単流し・2連複が有効

1号艇にA1選手が乗っていて、枠なり進入＆展示タイム上位ならイン逃げが濃厚と判断できる。このような“鉄板レース”では、以下の買い方が有効になる。

• 2連単流し(1号艇→2〜4号艇)
• 2連複(1号艇＋2番手の信頼できる選手)
• 拡連複流し(保険的に押さえる)

インが逃げると展開も読みやすく、人気決着になりやすいため、的中率重視の買い方が効果を発揮する。

実力伯仲のレース：3連複BOXが活きる

上位4〜5艇の実力差があまりなく、どこが勝ってもおかしくないレースでは、順番を問わず当たる3連複BOXが特に効果的だ。

こういったレースでは、選手の得意水面やモーター性能も接近しており、インが必ずしも信頼できない。そこで、実力が拮抗する3艇を選んでBOXを組めば、展開に左右されず安定した結果が得られる。

波乱含みのレース：拡連複・軸BOXでリスク回避

B級選手が多く、進入も動きがありそうなレースは波乱含み。

こうしたときには、拡連複や少点数のBOX買いで“幅広く拾う戦略”が有効になる。

• 拡連複：的中条件が緩く、荒れても引っかかる可能性がある
• 軸＋相手2艇BOX(3連複)：展開を読みきれなくてもリスクを分散しやすい

穴狙いをするのではなく、“荒れる前提”で当たりを取りに行く視点が重要だ。

また、展開別の買い方一覧をまとめてみたので、こちらも参考にしてみてほしい。

的中率をさらに高める3つのテクニック

競艇で当てるには、買い方やレースの選び方が重要であることは言うまでもない。

しかし、それだけでは安定して的中を重ねることは難しい。

ここでは、的中率をもう一段階引き上げたい人に向けて、「習慣化」「補助ツール」「予想精度向上」の3つの観点から有効なテクニックを紹介する。

①出目傾向を記録して「買いグセ」を作る

競艇場ごと、あるいは選手・コースごとに、特徴的な“出目”がある。

たとえば「戸田競艇場では差しが決まりやすい」や、「1-2の組み合わせが多い」など、傾向は過去のデータに如実に表れる。

こうした傾向をメモし、自分なりに「買いグセ」を作ることで、的中率のブレが減っていく。

とはいえ、全国24会場の出目傾向を探るのには時間も労力もかかる。

手っ取り早く出目傾向を知りたいという方は、下記の記事で競艇場ごとに出やすい出目をランキングでまとめているので、参考にしてみてほしい。

＞＞競艇出目ランキング＆3連単出目ランキング徹底比較！

②信頼できる予想サイトやAIツールを活用する

自分だけの予想に限界を感じたときは、外部の情報を取り入れるのも手段の1つ。

近年ではAIによるデータ分析をもとにした予想や、実績のある競艇予想サイトが数多く存在し、特に初心者にとっては心強い味方となってくれる。

予想サイトを使うことで、自分では拾えない展開や選手の癖、直前情報を取り入れることができ、舟券の精度が格段に上がる。特に、再現性の高い買い目を出してくれるサイトであれば、自分の買い方と連動させて使うことも可能だ。

エースモーターズでも、既に検証済みの信頼できる競艇予想サイトを紹介している。

「自力予想に限界を感じている」

「まずは誰かの予想を参考にして力をつけたい」

そんな人は、以下のリンクからチェックしてみてほしい。

【オススメの競艇予想サイトはこちら！】

③買い方を固定して精度を高める「分析型スタイル」

買い方を毎回変えてしまうと、的中した理由や外れた原因が曖昧になりやすい。同じ買い方に絞ってデータを蓄積すれば、どんな場面でその買い方が有効かがはっきり見えてくる。

「今月は2連複に集中しよう」「3連複BOXだけに絞って回してみよう」といった具合に、テーマを設けて舟券を買うことで、競艇に対する“読みの深さ”が格段に上がる。

まとめ｜買い方を見直せば競艇はもっと当たるようになる

競艇でなかなか当たらないと悩んでいるなら、まずは「買い方」から見直してみよう。

2連複、拡連複、3連複BOXなど、初心者でも扱いやすく当たりやすい買い方は確かに存在する。

しかし、それを「どのレースで使うか」「どんな展開に合わせるか」で的中率は大きく変わってくる。

今回紹介した買い方5選と、レース選びのコツ、さらには的中率を高めるテクニックを活用すれば、これまで「当たらない」と感じていた競艇が、少しずつ当たるようになるはず。

まずは実績のある競艇予想サイトで「当てる」ことを知り、徐々に自身の予想にシフトしていくことをオススメする。